むくみを解消する時に活用すると良い漢方薬とは?

むくみを解消する時に活用すると良い漢方薬とは?

Thumb?1414295452 muah♪さん

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悩む女性が多いむくみの症状は、漢方で解消することができるといわれています。それでは、漢方の考えに基づく体質の分類から漢方を使用してむくみを解消することについての説明していきます。

  • 漢方の証って?むくみの人に多い証もある

  • 漢方の証って?むくみの人に多い証もある
  • 漢方(中医学)は東洋医学の一種で、植物の根などの生薬を用いて不調を改善します。

    漢方薬にはたくさんの種類があるため、処方する前にその人にどの漢方薬が適しているのかを見極める必要があります。

    適した漢方薬を見つけるために、処方する側は不調を抱える人の顔色・日常の様子・現時点で分かっている症状などを聞いたり見たりして漢方の考えに基づく体質を判断していきます。女性の場合は、月経周期も見極めに於いて大事な内容となります。

    漢方の考えではその人の様態を表すものを証(しょう)と呼び、証には気・血・水と陰陽、虚実があります。

    診断をする中でその人が気・血・水のどれに当てはまるのか、陰と陽のどちらなのか、虚なのか実なのかを見極めます。

    そして、8つに分類された証の中から当てはまる証をその人の証とします。8つの証には気滞・気虚・湿熱・湿痰・陰虚・陽虚・瘀血・血虚があり、証が分かればその人の不調に適した漢方薬が分かります。

    ただ、むくみに関しては1つの証ではなく複数の証があってむくみが生じていることが多いようですが、その中でもむくみやすいとされる証は2つあります。


    〇湿熱の証

    湿熱というのは、余分な熱が体内に充満して湿気が生じていることを指す証です。

    エネルギーを消費する新陳代謝は正常なのに、体のどこかに炎症があるので余分な熱が生じているとされます。

    膀胱炎などの内臓系の炎症や膝などの関節炎を起こしたことがある人が湿熱になりやすく、アレルギーを持っている人も炎症しやすい傾向にあります。湿熱があるとリンパ液の流れに支障が出て、むくみやすくなります。


    〇湿痰の証

    湿痰は余分な水分が体内に存在している証で、熱が余分に充満している湿熱よりむくみの原因になることが多い証です。

    むくみが水分代謝の滞りで起こることを見聞きしたことがある人は多いと思いますが、体内に必要以上の水分が存在すると冷えを招くため、水分代謝の滞りと合わさって更にむくみを引き起こしやすい状態になっています。
  • 湿熱と湿痰、それぞれに有効な漢方薬とは

  • 漢方薬は医師や漢方を専門的に取り扱っている人から処方してもらうことも可能ですが、ドラッグストアにも販売している商品があるので自分で選んで使い始めることもできるものです。

    むくみの原因及び証によって適した漢方薬が違うので、むくみの原因ごとの漢方薬の選び方やおすすめされる漢方薬の特徴・効果・種類をご紹介します。


    〇湿熱の証に向く漢方薬

    湿熱には防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)と当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)が有効とされますが、それぞれ向く人は異なります。

    防風通聖散には18種類の生薬が入っていて、主に湿熱に用いられる漢方薬です。
    肥満・便秘・尿の出が悪い・高血圧による症状などに対して処方され、色は黄褐色で味は少しだけ甘いことが特徴です。

    当帰芍薬散は子宮筋腫のある人に有効な漢方薬で血虚に用いられることが多いとされますが、むくみを引き起こすリンパ液の滞りは骨盤内が狭くなることでも起きるので、婦人科系が原因でむくんでいる人には当帰芍薬散が向きます。

    6つの生薬で成り立っており、色は淡い灰褐色で味は渋めです。


    〇湿痰の証に向く漢方薬

    湿痰には防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)と補気健中湯(ほきけんちゅうとう)が有効で、防已黄耆湯は湿痰によく用いられますが新陳代謝を良くする効果があるので水分代謝の改善に役立つことから湿痰にも有効とされています。

    6つの生薬で作られていて、淡褐色で甘味のある漢方薬です。
    補気健中湯には9つの生薬が使われていて、関節に起きた炎症や下半身のリンパ液の滞りを改善させる効果があります。

    湿痰の他に気虚にも用いられる機会が多い漢方薬で、名称にある補気とは気力を補うことを示しています。

    むくみがある時にはだるさを感じることも多いものですが、補気によってむくみと共にだるさを解消する効果も期待できます。

    胃腸の機能低下時にも有効ですが、味はわずかに甘くて辛いという不思議な味覚です。色は淡い褐色、元気が無い時にもおすすめな漢方薬とされます。
  • 市販されているむくみ解消に効く漢方薬

  • 湿痰と湿熱に有効な漢方薬が分かったところで、市販されている漢方の商品についてを具体的に紹介します。ある程度自分のむくみの原因と自分の証を理解し、自分に合ったむくみ解消効果を得られるであろう商品を選びましょう。

    〇防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)

    体内に余分な熱が溜まってしまっている湿熱、肥満・便秘・体内に炎症があることで湿熱になるとされますが、そんな湿熱によるむくみには「防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)」がおすすめです。

    防已黄耆湯には6つの生薬が入っており、胃腸機能の向上をサポートしながら余分な水分を排出させるように促します。

    胃腸では気と血を生み出す飲食物を消化しますが、胃腸が弱っていると摂取した飲食物から気を十分に消化吸収できなくなるので、気が不足した結果として水の排出機能が弱るといわれています。

    体内の消化吸収サイクルを整えて、むくみの解消を図る漢方薬ですね。96錠が8日分として販売されていて、錠剤タイプなので独特な味や香りを気にすることなく取り入れることができます。

    〇猪苓湯(ちょれいとう)

    膀胱炎や内臓機能低下によって尿の出が悪くなっている人向けとされます。利尿作用を得ることができる漢方薬なので、水分代謝の低下を原因とする湿痰によるむくみで悩む人におすすめな市販の漢方薬です。

    配合されている生薬は5つで、粉末状タイプなので錠剤タイプより独特な風味が感じられやすいかもしれません。


    〇牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)

    下肢の冷え・だるさ・慢性的な痛みに有効とされる漢方薬で、冷えによって血流の流れが悪くなり、むくみが生じやすくなっている人向けの漢方薬です。

    慢性的な痛みで抱えている人が多いのは腰痛で、このような痛みは気と血の流れの悪さが原因の一つとして挙げられています。

    気と血が停滞すると水も影響を受けるので、温めと栄養補給で腎をサポートして気・血・水を改善してむくみ解消を図ります。使われている生薬は10と多めで、粉末タイプで販売されています。
  • むくみ解消のために漢方を使う良さと注意点

  • 「証」、要は今ある心身の状態に適した薬を処方する漢方の考え方は、その人に合った薬になることから色々な不調を改善しやすいイメージを持つ人もいます。

    実際に医薬品の技術が無かった時代は漢方薬が今で言う医薬品であり、不調に苦しむ人々を救ったといわれています。

    漢方薬は人が化学的に作った薬と違って、自然由来の薬です。そのことから体に優しく正しく使用すれば副作用が出ることもありません。

    しかし、正しく使用しなければ、化学的に作られた薬と同じように副作用が出ます。


    〇漢方薬で不調を解消するメリット

    自然由来で安全性が高いこと、自分及び不調に合った適切な薬が処方されやすいことがメリットと言えるでしょう。

    薬は症状・不調に合ったものが処方されないことも珍しくはないため、人間の心身に起こり得る状態を8つの証で分類している漢方の考え方で心身の状態を正しく診断し、適した薬を出す昔ながらの処方の仕方の方が薬が効くことが多いのです。

    自分に合ったものを正しく使用し続けることで、緩やかに確実に身体的な負担なく不調を改善することができます。また、体質改善を図ることも可能です。


    〇漢方薬で不調を改善するデメリット

    漢方薬によるデメリットは、使用方法と効果が現れるまでの期間にあります。
    使用方法では薬に限らず何でもそうですが、正しく使うことが大事です。特に薬というものは不調を治すための力を持っているので、使い方を間違うと逆に毒となります。

    摂取量が少ない場合は効果が現れにくくなるだけですが、過剰摂取になると副作用が起こり得ます。
    また、漢方では体力に応じて漢方薬が選ばれるので、体力の状態にも気を付けながら漢方薬選びを行いましょう。

    他に、妊娠中はダメとか何歳以下はダメという漢方もあります。効果が出るまでの期間についてですが、自然由来なため時間がかかります。

    そのため、摂取し続けることが大事です。まずは自分に合った漢方薬を見つけることから始め、合った漢方薬が見つかったら不調改善のために摂取を続けましょう。
  • むくみにくい体質にするため生活を見直す

  • 女性がむくみやすい理由は、もともとの筋肉量の問題です。

    女性と男性では男性の方がもともとの筋肉量が多く、女性は皮下脂肪が付きやすい体質になっています。そうでない人もいますが、現代では筋力低下を原因とした男性のむくみも増えているようです。

    もともとむくみやすいから仕方ないと諦めモードになる人もいるかと思いますが、生活習慣を見直すことでむくまない体質にすることも可能なのです。むくみだけでなく、頭痛や便秘などの不調を解消することだってできます。

    不調の中でも特に問題となるのはやはりむくみであり、この不調を解消することで気力の向上にもつながります。

    解消できていることを実感した時には、体質の改善も良い方向へ進行しています。体質が良くなることは新陳代謝が上がることであり、エネルギーと水分の代謝が良くなったということです。

    太りにくくもなりますし、むくむ可能性も低くなります。同じ物を同じ量を食べているのに太る人と太らない人がいるのは、代謝の関係も大きいです。

    内臓機能など他の要因がある場合もありますが、少量でも太る人は代謝の低さが問題であることが多いので、漢方薬を生活の中に取り入れて不調を解消しながら体質改善を行ってみましょう。

    漢方薬を取り入れる他、食事・睡眠・運動の見直しを必要です。

    食事では栄養価のバランスを良くすることを心がけ、活動エネルギー及び脳の栄養となる炭水化物・筋力と細胞と粘膜など身体の組織に欠かせないタンパク質・炭水化物と脂質と塩分とタンパク質といった人間に必要不可欠だけど溜まり過ぎたらよくないものの量を必要に応じて調節するビタミン類とミネラル類は基本的な栄養素として摂取したいものです。

    睡眠は質の良い睡眠がとれるように、寝る2時間前からはスマートフォンなどの画面を見ないとか、体を暖めたり寝具を合ったものにしたりすると良いです。

    運動は呼吸が少し上がるくらいのものを適度に行い、運動をするのが苦手ならストレッチを行うだけでも効果ありですよ。
  • 不調改善時に漢方薬は良きサポーターとなる

  • むくむ原因は人それぞれですが、人それぞれにある原因を漢方の考えに基づいた分類に当てはめることで解消するために使うとよい漢方薬や解消のために行うべきことを知ることができます。

    状態を示す証(しょう)には気滞・気虚・湿熱・湿痰・陰虚・陽虚・瘀血・血虚の8つの証がありますが、これは気・血・水、陰陽、虚実で判断されます。自分に当てはまるものが自分の身体で起きていることを表しており、この証はこういう人とされる内容では自分の行動パターンと一致することがあると思います。

    大まかに分けて、むくんでしまう原因には「熱が体内に溜まる」ことと「水分が体内に溜める」ことがあります。

    熱が体内に溜まることを漢方では湿熱と言い、リンパ液の滞りや炎症を原因とします。肥満の人は湿熱があることが多く、市販薬では防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)が向きます。

    水分が体内に溜めることは湿痰と言い、水分代謝機能の低下が主な原因となっています。水分代謝がある時には全体的に体内の機能低下がみられ、特に胃腸の不調を抱えていることが多いとされます。

    水分代謝が低下している時には猪苓湯(ちょれいとう)が有効ですが、むくんでいなくても胃腸に不調感のある時に取り入れると良いでしょう。

    むくんでしまう原因として、冷えも挙げられます。冷えは生活習慣の中に引き金があり、普段摂取している飲食物や運動量が関係しています。

    冷えを原因としたむくみには牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)が向きますが、冷えを招く生活をしないように気を付けることや適度な運動をして血流を良くすることも心がけると解消しやすくなります。

    多くの場合、むくみは余分な水分が排出されないがために起きる症状です。湿熱では必要以上の熱による湿気が余分な水分であり、湿痰では水分代謝機能低下で水分が上手く排出されないので体内に必要以上溜まります。

    筋力をつけて代謝を上げることでむくみにくくはなりますが、漢方薬は代謝改善や不調解消をサポートしていくれるので活用してみましょう。
むくみを解消する時に活用すると良い漢方薬とは?
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