漢方の種類と効果効能、その他特徴や詳細について紹介します

漢方の種類と効果効能、その他特徴や詳細について紹介します

Thumb?1414295452 muah♪さん

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漢方は、自然由来の成分で作られた薬で、日本古来の伝統医学の一つです。私たちの生活に身近で、適切に摂取することで様々な良い効果をもたらしてくれます。ここではその漢方の詳細について、紹介します。

出典: pixabay.com
  • 漢方の種類と詳細について

  • 漢方の種類と詳細について
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  • 漢方とは、日本で発達してきた日本の医療のひとつです。

    元々は中国の医学であった中医学が、5世紀頃に日本に伝わってきたことが始まりであるとされています。
    日本に伝わって以来、日本人の体質や風土に合わせて独自に発展を見せ、今では日本の伝統医療として多くの人に親しまれています。

    漢方は、植物や動物、鉱物といった生薬と呼ばれる天然の素材を組み合わせ、その人その人の症状に合わせて処方することで、体の状態を整えたり、症状を改善する効果を発揮します。

    製法や効果を発揮する疾患などについて詳細が定められていない民間の薬とは異なり、使用すべき症状や製法、用量などの詳細が定められているといった特徴があります。
    また、漢方の種類について、漢方医学と西洋医学の2種類があります。どちらの種類も同じ漢方ではありますが、症状の改善方法に違いが見られます。

    漢方医学は体全体のバランスを整え、体本来が持っている治癒力を高めていくことを基本としています。そのため、即効性が高いというよりは、比較的時間をかけて症状を改善していく方法になります。

    一方で西洋医学は、特定の不調な臓器にピンポイントで治療効果を発揮するものになります。特定の症状に対して集中的に治療を行うことから、短期間で改善が見られることも多く、優れた効能を持つことが多くあります。

    このように、それぞれ異なった特徴を持つ漢方医学と西洋医学ですが、治療に際しては、どちらか片方しか使用できないといったことはありません。その人の症状によっては、2種類の方法を合わせて使用することもあります。

    また、漢方は服用すると苦い、まずいといった感想を持つ人も多くいますが、その味は配合される生薬によって様々で、ひとつひとつ異なった風味を持ちます。普段飲みなれていない人や苦みが苦手な子供でも飲めるように、最近では顆粒剤だけでなくフィルムコート錠や錠剤で飲めるタイプの漢方も多くあります。また、顆粒剤で服用する場合でも、ゼリーや他の甘味と合わせて服用することで、飲みやすくなります。
  • 漢方の特徴と効果効能について

  • 漢方は、その症状の原因を突き止め、それぞれ異なるその人の体質に合わせて治療していくことを重視しています。

    そして、その人の体質を知るために行われるのが四診で、望診・聞診・問診・切診をまとめたものになります。

    望診は医師による診察で、その人の体格や顔色、舌の様子などを確認します。聞診は医師の聴覚と嗅覚による診察で、咳の状態や排泄物の臭いなどを確認します。

    問診は、その人の家族の病歴の確認などを行います。西洋医学でも行われている診察方法で、私たちにもなじみのある方法です。そして最後、切診は、医師が患者の体に触れ、脈やお腹の状態を確認します。
    以上これら四診によって患者の体質を知り、漢方を選ぶ上での判断材料とします。

    このことから、病名は同じであっても、その人が感じている症状や体質、抵抗力によって処方される漢方の種類が異なることもあります。

    また、漢方がもたらす効果も、人によって様々であると考えられています。
    このようなことから漢方は、自分の体質そのものを変えたいと思っている人や、西洋薬を使用してみたものの十分な効果が得られなかった人などにおすすめの治療方法です。

    ちなみに漢方には、効果が出やすい人や出にくい人などの差はありません。その人の症状に合わせての処方となるため、どのような人でも同じように改善を求めて使用することができます。

    また、漢方はどの種類でも副作用や体への刺激が比較的少ないことから、妊娠中の女性や薬の影響を受けやすいとされている老人や子供にも使用しやすいといった特徴があります。
    次に漢方の効果効能についてですが、肩こりや便秘、更年期障害、頭痛、生理痛、冷え症、不妊、イライラや不安感などの症状の改善が代表的なものとして知られています。また、ストレスが原因とされる不眠症やうつ、慢性疲労にも効果を発揮するとされています。

    漢方には血の巡りを良くする効果があるため、元々血の巡りが悪く、体が冷えやすい人などには特に効果的です。また、比較的軽い症状が複数伴っているような場合にも、効果を発揮しやすいです。
  • 漢方の見分け方について

  • 今後漢方を使用したいと思っている人や、現在漢方を服用しているものの、正しい方法で選ばれた漢方なのか不安がある人は、それが正しい方法で選ばれた漢方であるのかを見分ける方法があります。

    本来漢方は、西洋医学と異なりその人の体質に応じて処方するという独自の診断方法があります。しかし、医師の中には西洋医学の病名に照らし合わせて漢方を処方することがあり、本来の漢方の処方とは間違った方法をとっていることがあります。
    このような誤った漢方の処方方法を知っておくことで、それが正しい漢方であるのか否かを見分けることができます。

    次の点を確認するようにしましょう。

    1、患者の体質の確認を行わない。

    漢方は、医師が患者の体質を判断し、それに応じて処方します。そのため、体質の確認が十分に行われていない場合は誤った処方である可能性が高いです。

    2、病名または症状の確認のみで処方されている。

    病名に合わせて薬を処方するのは西洋医学で、漢方の処方方法ではありません。
    また、症状の確認は漢方でも行いますが、漢方を処方する上での判断はあくまでもその人の体質であり、症状のみで判断することはありません。

    3、漢方の説明が間違っている。

    漢方は、具体的な特定の症状を改善するものではありません。
    自分の体質にどのように作用し、どのように調整されていくのかが重要になります。
    そのため、具体的な特定の症状改善の効果があるなどの説明をされた場合は、誤った処方である可能性があります。
    もちろん、漢方の種類によっては特定の臓器に効果を発揮するなどの特徴を持つものもありますが、そのような種類の漢方でも、部分的な症状の改善のみを行うものはありません。

    4、漢方の効果を一律このくらいの期間であると指定する。

    どの種類の漢方でも、効果を発揮するまでの期間はその人の体質によって異なります。そのため、様々な種類の漢方の効果を一律で説明する場合は、漢方を正しく理解していないことになります。以上に当てはまる場合は誤った処方である可能性があるため、注意が必要となります。
  • 漢方を利用する上でのメリット

  • 体調が悪いときに服用する薬の種類としては、西洋薬と漢方、民間薬の3種類に分かれます。

    どれも私たちの日常に身近な物であり、これら3種類の薬はどれも利用したことがあるという人が多いでしょう。

    とは言え、これらの種類の薬はそれぞれ特徴が異なり、どれも同じような効果を発揮するものではありません。それぞれの特徴やメリットを知った上で、上手に使い分けることが重要です。

    まず西洋薬の場合ですが、そのメリットは即効性の高さであると言えるでしょう。具体的な病名が判明した場合には西洋薬で治療を行う人が多く、症状の改善も早いことが多いです。ただし、副作用が強い場合もあるため、服用には注意が必要です。

    次に民間薬ですが、身近な植物を使用して作られている薬であるため、使い勝手が良く、費用も安く購入できることが挙げられます。
    ただし、臨床試験によって効果が証明されているわけではないため、効き目に関しては未知数であることもあります。

    そして漢方ですが、その最大のメリットは体質の改善ができるという点です。
    服用を続けることで体質を改善し、治癒力や体力を高めることができるとされています。つまり、体の不調を自らの体がもつ回復力によって改善することができるのです。

    また、原因が不明の症状に対して効果を発揮するといった点もメリットとして挙げられます。原因不明のめまいや頭痛などの症状であっても、漢方によって改善が期待できます。他にも、漢方であればどの種類であっても副作用が少ないということが挙げられます。

    もちろん、薬である以上、飲み方によっては副作用のリスクがあるものもありますが、西洋薬と比べるとその強さは少なくなります。一方で漢方は効果が緩やかであり、即効性はあまり期待できません。

    また、癖の強い独特の香りを持つものも多いため、子供を始め飲みにくいと感じる人も多いようです。以上のように、薬はその種類によって特徴も様々です。自分の状態に合わせて、うまく選択しながら服用するのが良いでしょう。
  • 漢方の副作用と注意点

  • 漢方はどの種類であっても、西洋薬と比べると体に刺激が少なく、副作用も少ないといった特徴があります。

    とは言え、全く無いわけではありません。
    漢方の種類によっては、アレルギー反応が出たり副作用の心配があるものもあります。

    その具体的な症状についてですが、まず漢方の場合、副作用は使用されている生薬によります。
    そのため、漢方名で判断するのではなく、使用されている生薬は何かを注意して見る必要があります。

    実際に報告されている症状について、例えば麻黄の場合、血圧上昇や吐き気、動悸、発汗、食欲不振などの副作用が確認されています。

    桂皮の場合は、発疹やかゆみなどの副作用、甘草の場合は、むくみや血圧上昇、体のだるさといった副作用が報告されています。
    また、大黄の副作用としては下痢や腹痛、石膏の副作用は吐き気や食欲不振、胃もたれが挙げられます。

    以上のように、漢方であっても使用される生薬の種類によって、様々な副作用の可能性があります。

    そして、これらの副作用を引き起こさないためには、自分の体質に合った漢方を服用することが大切です。
    同じ症状を持つ人でも、体質によって処方される漢方の種類は異なります。自分の体質に合わないものを服用してしまうと、効果がないだけでなく副作用も起きやすくなってしまうのです。

    また、いくら漢方は効果が緩やかであるとはいえ、漠然と長期間服用し続けるのも注意が必要です。
    漢方の種類によっては短期間で効果が出るものもあるため、自己判断のみで服用を続けるのは危険です。

    そして、併用して摂取する場合も注意が必要です。特定の生薬を多く摂取することにならないかなど、使用されている成分にも気を付けましょう。

    しかし、どんなに気を付けていても、副作用を完全に避けるのは難しい場合もあります。そのため、あらかじめ起こり得る副作用を知っておき、いざという時にはすぐに使用を止められるような状態を保っておくことが大切です。
    今自分が飲んでいる漢方の副作用だけでも、知っておくと良いでしょう。
  • 漢方の商品例について

  • 漢方の具体的な商品について、紹介します。まず、私たちに比較的身近な存在であるのが、葛根湯です。

    ひきはじめの風邪や肩こりの改善などに効果的とされ、ドラッグストアなどでも手軽に購入することができます。使用されている生薬の種類には、葛根を始め、麻黄、桂皮、芍薬、甘草、大棗、生姜があり、体力がある実証向けの漢方になります。
    食前もしくは空腹時の服用が望ましいですが、食欲が無かったり吐き気を催すなどの場合には、食後に服用しても問題ありません。

    次に、便秘薬として使用されるのが、大黄甘草湯です。便秘薬として代表的な漢方で、基本的にはどのようなタイプの人でも使用できます。
    腸の働きを活発にしてくれる効果があり、便通を助けます。使用されている生薬は2種類で、大黄と甘草が成分になります。

    次に、胃腸の働きを改善したい場合には、六君子湯と呼ばれる漢方が効果的です。食欲がなく、体力が中程度以下の人に向いています。

    胃腸に良いとされる8種類の生薬を使用しており、蒼朮、茯苓、半夏、人参、大棗、陳皮、生姜、甘草が成分になります。
    これらの成分が同時に働くことで胃腸の働きを活発にし、食欲不振や胃もたれ、吐き気などの胃の不快感を改善してくれます。

    次に、貧血症状の改善や痛みの緩和、血行促進、ホルモンバランスの乱れの改善といった効果があることから、女性によく服用されるのが当帰芍薬散です。
    体力があまりなく、瘦せ型の人に向いている漢方です。

    具体的には、冷え性や貧血、頭痛、むくみ、めまい、肩こり、更年期障害、生理痛、生理不順などの幅広い症状に効果が期待できます。

    当帰、茯苓、川きゅう、芍薬、蒼朮、沢瀉といった6種類の生薬が含まれており、これらの成分が同時に働くことで、前述したような女性に多い症状の改善が期待できます。
    ただし、極端に胃腸が弱い人は服用にあたって注意が必要となるため、医師に相談してからの摂取が望ましいでしょう。以上が、漢方の具体的な商品例です。他にも様々な漢方があり、それぞれの体質に合わせて服用することで悩みを改善してくれます。
漢方の種類と効果効能、その他特徴や詳細について紹介します
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