大人の分離不安とは?成人後の分離不安障害の診断・治療の基礎知識

大人の分離不安とは?成人後の分離不安障害の診断・治療の基礎知識

Thumb?1414295452 muah♪さん

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現代では今までは大人が患うものと言われてきたうつ病等の精神的な疾患も、子どもでも患うことが多くなってきました。大人でも子供でもストレスが多い現代ではうつ病だけでなく、パニック障害やチック障害等様々な精神的疾患が増える現代ですが、ここでは分離不安とその対処法についてご紹介します。

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  • 目次

  • 分離不安とは?
  • 症状の重さ・続く期間によっては分離不安障害と診断される
  • 大人の分離不安障害はあるのか?
  • 分離不安障害の診断基準
  • 大人の分離不安の原因と要因
  • 自分が分離不安か確かめるには?
  • 分離不安障害の治療法
  • まとめ
  • 分離不安とは?

  • 分離不安とは?
  • 分離不安とは、

    愛着を持っている人が離れたり、安心できる場所から移動すると不安になる

    ことを指す心理学用語です。

    もともとは、「乳幼児期の子供が、養育者が離れたときに感じる不安」を指す言葉です。

    子供のときは家族などの養育者によって安らぎを得て、また世話をされることで生きていくことができます。

    そのため、母親の姿が見えなくなると追いかけたり、保育園などに預けるときに嫌がって泣くなど、一定の分離不安は自然であり、病的なものではないとされます。

    それも、子供は成長するにつれ世界が広がり、依存度も下がるので段々と治まっていきます。

    子供の分離不安は、「母子分離不安」と呼ばれることもあります。

    また、分離不安は人間だけでなく、ペットとして飼われている犬や猫にも起こります。
  • 症状の重さ・続く期間によっては分離不安障害と診断される

  • 症状の重さ・続く期間によっては分離不安障害と診断される
  • 分離不安は乳幼児に多く、一時的なものであることが多いため、基本的に精神障害とはされません。

    しかし、

    不安感が強く、精神的・肉体的な症状が長く続く

    場合は、

    「分離不安障害」

    と診断されることがあります。

    診断は総合的におこなわれ、「検査で特定の数値以上であれば分離不安障害」というような判断はされません。
  • 大人の分離不安障害はあるのか?

  • 大人の分離不安障害はあるのか?
  • 分離不安は子供時代に経験する人が多く、基本的に病的なものではなく、症状によっては「分離不安障害」と診断されます。

    しかし、それも「幼児・小児・青年期の疾患」として分類されていました。

    それが、2013年に発行された精神障害の分類のための標準的な基準を提示した書籍、DSM-5では、発症年齢を基にした大分類がなくなりました。

    つまり、

    分離不安障害は年齢に関係なく発症する

    とされたのです。

    DSM-5(精神障害の診断と統計マニュアル第5版)は、アメリカ精神医学会が出版しており、世界中で利用されています。

    DSM-5では、「分離不安障害」の基準のひとつとして、

    「子供や青年は4週間以上、大人は6ヶ月以上症状が持続している」

    ことを挙げています。

    自分の症状が分離不安に近いのに、「分離不安は子供の病気」という情報が多く不安になっていた方にとって、「大人でも分離不安になる可能性がある」とする内容があることに、ほっとした方も多いでしょう。

    ただ、DSM-5は確かに世界中で利用されている書籍ではありますが、ひとつの基準に過ぎず、また、精神障害のカテゴリー分けや診断は専門医でも難しいものです。

    「大人でも分離不安になる可能性がある」と提示されただけで、「自分が絶対に分離不安障害である」と思い込んでしまうことは回避すべきです。
  • 分離不安障害の診断基準

  • 分離不安障害の診断基準
  • DSM-5における分離不安障害の診断基準をまとめると以下のようなことが挙げられます。

    ただ、精神障害の診断は専門医でも難しいものです。

    あくまで参考程度にお読みください。

    ■以下の反応が3つ以上当てはまる



    □対象者と引き離されている間、あるいは引き離されることが予測されるときの持続的で過剰な不安

    □対象者が病気やケガ、災害などの被害を受けてしまうのではないか、という持続的で過剰な不安

    □自身が迷子になったり、病気やケガなどで対象者から引き離されるのではないか、という持続的で過剰な不安

    □離れると不安になるため、職場や学校などへの外出を持続的に抵抗、拒否する

    □自分ひとり、もしくは対象者がいない状態で、家や他の場所に居ることへの持続的な不安、拒否

    □対象者のそば、または自宅以外で眠ることなどへの持続的な不安、拒否

    □対象者と離れてしまう怖い夢を繰り返しみる

    □対象者から引き離されることで起こる、もしくは予想される症状を訴える
     (頭痛、腹痛、吐き気、動悸など)

    ■不安や恐怖を感じ、回避行動をとる状態が、子供や青年であれば最低4週間、成人であれば6ヶ月以上続いている



    ■不安や引き起こされる症状により、強い苦痛を感じる、または学業、職業上など社会的、または他の重要な領域における機能の障害を引き起こしている



    ■ほかの精神障害、またはその経過中の症状、コミュニケーション障害ではうまく説明できない



    これらの内容やその他の要因や総合的に判断して、分離不安なのか、成人の分離不安障害なのか、または別の病気なのか、診断がくだされます。
  • 大人の分離不安の原因と要因

  • 大人の分離不安の原因と要因
  • 成人してからの分離不安は、大きなストレスを受けたあとに起きやすい傾向があるとされます。

    例えば、

    ■大切な人、連れ添ったペットの死


    ■自身や大切な人の病気


    ■新しい土地への引っ越し・一人暮らし


    ■大きな環境の変化



    などです。

    また、

    生まれ持った性格などの遺伝的な気質、親の過保護や過干渉、あるいは無関心といった家庭環境

    によって、

    分離不安の質や感じ方の強さ

    が変わってきます。

    子供時代に強い分離不安を感じていたり、環境により適切に分離不安を克服できないと、何かのキッカケで大人になってから強い分離不安を感じてしまう可能性があるのです。
  • 自分が分離不安か確かめるには?

  • 自分が分離不安か確かめるには?
  • 自分が分離不安か確かめたいのであれば、

    カウンセラーにカウンセリングを受けたり、精神科や心療内科を受診

    しましょう。

    「不安」は誰でも多少は感じているものです。不安を感じるからこそ、危険なことを避けたり、しっかりしようと思い成長が促されます。

    適切な不安があるからこそ、安全に、そして自立して生きていけるとも言えます。

    しかし、誰もが持っている感覚だからこそ、自分の「不安」が適切なものなのか、分離不安なのか、分離不安障害なのか判断がつきません。

    そのため、医師やカウンセラーなどプロに助けを借りる必要があります。

    分離不安障害と診断されるには、症状やその重さ、継続している期間、そしてそれが実生活に影響を及ぼしているか、などが調べられていきます。

    強い不安をずっと感じ続けていたため、ほかの精神障害を併発しているケースがあります。

    また、ほかの精神障害であり、分離不安障害ではないという可能性もあります。

    だからこそ、できるかぎり自分の気持ちや症状を伝えて、正しい診断がなされるよう働きかけましょう。

    もし、障害と診断されず治療はおこなわないことになったとしても、聞けばアドバイスやカウンセラーの紹介などをしてくれることも多いので、悩み続けるよりも受診することをおすすめします。

    なお、精神医学の領域では、世界保健機関 (WHO) によって公表されている分類ICD(疾病及び関連保健問題の国際統計分類)もDSMと同様に国際的に広く用いられています。

    日本では、DSMを基準にする施設、ICDを基準にする施設があり、また、これまでの経験値による診断も併用されます。

    病院や医師によって診断結果が異なる可能性があります。

    もし、医師との相性が悪いと感じたり、診断結果に違和感があるときは、他の医療機関にかかるのも悪いことではありません。

    同じことを別の医師から言われれば受け入れやすくなりますし、心から信頼できる医師や医療従事者に出会えるかもしれません。

    ただ、いくつもの医療機関を受診するのは疲れます。心身にどれくらい負担がかかっているか様子を見ながらおこなうことをおすすめします。
  • 分離不安障害の治療法

  • 分離不安障害の治療法
  • 分離不安障害の治療は、行動療法、認知行動療法などの心理療法、向精神薬などによる薬物療法があります。

    基本的には心理療法をおこない、よい効果が出なかった場合は薬物療法をおこなうことがあります。

    具体的な治療法は、個人の症状により異なります。

    家族の言動が分離不安障害の原因になっていたり、共依存のような関係になっている場合は、本人だけでなく、家族へのカウンセリングや治療も同時におこなれてます。
  • まとめ

  • 分離不安、分離不安障害は、不安という誰もが感じる感覚を過剰に感じ続けてしまいます。

    そのため、個人では判断することが難しく、

    中には「大人なのにこんなことで不安になるなんておかしい」と自分を責めてしまう

    かもしれません。

    しかし、

    どんな病気も誰に起きてもおかしくない

    のです。

    今感じている苦しさや不安、恐怖を否定する必要はありません。



    まずは、精神科や心療内科でカウンセリングを受けてみましょう。

    原因がわかり対策を決めることができれば、気持ちが軽くなるはずです。
大人の分離不安とは?成人後の分離不安障害の診断・治療の基礎知識
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