卵管造影検査とは?検査の流れや費用などについて

卵管造影検査とは?検査の流れや費用などについて

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今や、意識して妊娠に向けて活動する「妊活」の時代となりました。そして、なかなか妊活が妊娠の成功に結び付かないと悩む人なら、「卵管造影検査」という名前を聞いたことがあるという人は多い筈です。でもよく知らない、という方の為に、どんな検査なのかまとめてみました。

  • 卵管造影検査は?

  • 卵管造影検査は?
  • 卵管造影検査は、不妊検査の一つです。
    不妊には男女共に色々な原因が考えられますが、例えば女性の卵管がふさがっていると不妊になります。
    生理で排卵された卵子は卵管を通って子宮に向いますが、卵管が詰まっていたり、癒着があったり、ポリープができていると、卵子は子宮に到達できません。精子が子宮に到達しても、受精はできないことになります。

    不妊の一つの原因可能性として、卵管がふさがっていないかどうかを確かめるのが、卵管造影検査なのです。子宮に造影剤を注入して、その広がる様子をレントゲンで見るものです。
    卵管がふさがっていないかどうか確認できますし、子宮にも奇形や腫瘍がないかを見ることができるのです。
  • 検査の進め方、流れは?

  • 検査の進め方、流れは?
  • 造影剤を入れる前に、準備として子宮内にバルーンカテーテルを入れて、膨らませます。次に、専用の器具を使って子宮口から造影剤を注入します。その際、造影剤が子宮内に広がっていくので、その様子をレントゲンで確認します。造影剤を注入してすぐにレントゲン撮影をした後、24時間後に2回目のレントゲン撮影をします。あるいは、リアルタイムで継続的に診断を行うやり方の病院も最近出てきています。
    正常であれば、造影剤は卵管から腹腔内へと広がっていき、卵管が開通していることが確認できます。卵管がふさがっていれば、造影剤は広がることなくとどまったままなので、卵管に異常があることが分かります。
    最初の検査は30~60分程度で終わります。
  • 検査を受けられないのはどんな人?

  • 卵管造影検査は、受けたい人誰もが受けられるわけではありません。よく病院などで注意されるのは、ヨードアレルギーやその疑いのある人です。そのような人が検査を受けられない原因は、造影剤にあります。ヨード造影剤を使用するので、アレルギーがあると発疹、発熱、吐き気、冷や汗といった症状が出るおそれがあり、喘息持ちの人ですと呼吸困難、チアノーゼ、血圧低下につながるおそれもあるのです。
    ただ、蘇生処置を行う体制の整っている大きな病院なら断られない場合もあるようですし、ヨード造影剤ではなく注水検査で卵管の通り具合を見ることも可能です。
    甲状腺に重い疾患がある人、妊娠している可能性のある人も検査を断られることがあります。また、メトホルミンあるいはグリコラン、メルビンといった薬を投与されている人は、一旦服用を中止するよう求められます。
  • どこで受診できるの?

  • どこで受診できるの?
  • 特に不妊治療専門院に限らず、病院、産科医院で受けることができます。ただ、例えば喘息のある人には検査しないなど、制約付きの医療機関もありますので、体制の整った病院の方が受けられる可能性が高いと言えます。
  • 費用は?

  • 費用は?
  • 色々な医療機関で提供している検査ですので、費用にも幅があります。病院の場合は4,000~7,000円が普通のようです。不妊専門院ですと、1,000円というところもあれば25,000円というところもあるようです。
  • 助成金が出るって本当?

  • 助成金が出るって本当?
  • 医療機関によって不妊治療が必要と診断されていれば、住所のある自治体に必要書類を揃えて申請すれば、卵管造影検査のような不妊検査の費用についても自己負担額の一部を補助してもらえます。1回の妊娠に付き1度限りの助成で、1年度あたりの限度額を超えない範囲で補助金が交付されます。
  • 検査を受けるタイミングは?

  • 検査を受けるタイミングは?
  • 卵管造影検査は、生理が終わる7日目から排卵前の10日目頃までの間に行います。
    この検査ではレントゲン写真を撮るので、僅かとはいえ放射線量を被曝することになります。もし、排卵後に受精卵ができていた場合、知らずにレントゲン写真を撮ると受精卵が被曝してしまうおそれがあります。それを避ける為、生理にあわせて検査の可能な時期を決めているので、正しいタイミングで検査を受けるようにしましょう。
    なお、レントゲンの放射線量は、女性の体に対しては何の悪影響も及ぼさない低レベルのものです。念の為、受精卵が被曝することはないように、タイミングを限定しているのです。
  • リスクはないの?

  • リスクはないの?
  • 検査に伴うリスクとしては、痛みと出血があります。
    出血については、どうしても器具が体内に入るので、子宮内膜に傷を付けてしまい、そこから出血することがありますが、大抵は数日で止まります。
    痛みの方は、かなり個人差が大きいようですが、卵管が詰まっている人は検査時に強い痛みを感じることが多いと言われています。病院によっては、鎮痛剤や麻酔を使って検査時の痛みを和らげる措置をとってくれるところもあります。
    検査の行い方によって、痛みが出たり出なかったりすることもあるようです。最初にバルーンを入れて膨らませる時、注入量は1.2mlくらいが適量と言われ、最大でも1.5mlで十分のところ、それより多く注入すると痛みが強くなることがあるようです。
    造影剤の注入も、高速で入れると痛みが出て、ゆっくり注入すると痛みをある程度防げると言われています。
  • 妊娠の成功に役立つの?

  • 妊娠の成功に役立つの?
  • 卵管が完全にふさがっているわけではないけれども通りがよくない、という人がこの卵管造影検査を受けた場合、検査時に卵管の中にあった軽い癒着が剥がれて取れてしまい、結果として卵管の通りが改善される、ということがあります。当然、以前よりも卵子が卵管を通りやすくなり、妊娠の可能性は高まるわけです。
    この検査が「煙突掃除」とか「トンネル掃除」と呼ばれるのはそうした理由からです。軽度の不妊の治療目的でこの検査を行う医療機関もあるほどです。その場合、月経開始から7日目~10日目に検査を実施するのが理想的と言われています。また、造影剤には水性と油性とがあるのですが、油性の方が検査後の妊娠成功率が高いと言われています。
  • まとめ

  • まとめ
  • 不妊検査としての卵管造影検査ですが、人によっては不妊治療法としても効果があるこの検査、自治体から補助も出るので、リスクもしっかりふまえ、色々な注意点を守った上で、一番理想的なタイミングで受けてみるとよいですね。
卵管造影検査とは?検査の流れや費用などについて
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