加圧を利用した着圧レギンスの恐さと使用上の注意点について

加圧を利用した着圧レギンスの恐さと使用上の注意点について

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最近人気の着用するだけで足が細くなるという着圧レギンス。そんな着圧レギンスも効果を求めすぎ、使用方法を間違え危険な目にあったり、もともと着用を控えた方がよい方も中にはいらっしゃいます。
今回は着圧レギンスの使用上の注意点などをご紹介します。

  • 着圧レギンスの着用に向かない人との特徴とは

  • 着圧レギンスの着用に向かない人との特徴とは
  • ①着用中、足が痒くなってしまう人
    これは着圧レギンス自体の着用に向かないというよりかは今現在着用中の着圧レギンスの素材が皮膚に合っていないというもの。
    タイプや種類によっては効果がほとんど出ないばかりか、夏場は足が蒸れてしまい足の皮膚が痒くなったという方もいらっしゃいます。
    注意点としては綿100%のものにするなど、素材の違うものを着用すること。使用後痒くならなければその後も着用を続けても問題はありません。

    ②高齢者や糖尿病の方、身体のどこかの部位に神経障害のある人等
    上記の様な方々は抹消血管に障害がある場合があったり、着用中に圧力によって足に何か異常が発生した場合、すぐに足の異常に気付けず「血行障害」、「神経障害」を引き起こし、足が痛くなったり、しびれたりが出たりする恐れがあるため着圧レギンスの着用を避けることをお勧めします。

    ③動脈の血行障害がある人。閉塞性動脈硬化症やバージャー病をお持ちの方
    上記症状をお持ちの方が着圧レギンスを着用されますと症状を悪化させる危険性がありますので着圧レギンスの着用を控えることをおすすめします。
  • 着圧レギンスの着圧と圧のかかりやすい姿勢について

  • 着圧レギンスの着圧と圧のかかりやすい姿勢について
  • ひとことに着圧レギンスと言っても、商品によって足にかかる圧力の違いがあり、人それぞれに合った圧力があります。
    また、姿勢の違いによってもかかる圧力が変わってくるのも注意点の一つです。
  • 着圧レギンスの着圧について



    日頃から運動不足の方などはふくらはぎの血液を心臓へ押し戻す力が弱く、老廃物が溜まりむくみができます。そんな方々の悩みを解決してくれる着圧レギンスですが、みなさん着圧レギンスの圧力に関してはどれくらい知っていますか?

    着圧レギンスには、mmhg(ミリエイチジー)といった加圧レベルの大きさをあらわすものや、デニールといった着圧レギンスの糸の太さ・重さを表す単位が商品別に設定されております。

    着用する際の着圧レベルは

    軽度のむくみなどを解消していたい場合は約10mmHg~20mmHgのもの
    中度からひどいむくみを解消したい場合は約20mmHg~30mmHgのものを使用することをおすすめします。


    また、注意点として着圧レベルが約30mmHg~50mmHgといった高着圧のものはリンパ浮腫などの治療用など医療面で使用されることが多いので一般の方が使用するには少し高い着圧です。

    デニールの目安としては
    軽い血液循環の促進に適しており、

    一般的なストッキングに近いタイプのものが1~70デニールのものむくみの改善に効果的でストッキングとタイツの中間くらいの糸の太さのものが70デニール~140デニールのもの、リンパ浮腫など、治療用としても使用される強圧タイプのものが140デニール~280デニールです。



    また、注意点としてデニールは数値が高くなるほど、糸の太さ・重さも増えていきますので、当然、着圧レギンスの生地も分厚くなってきます。なのでデニールの数値が高ければ高いほど、通気性は低下し、保温性が増します。
    60デニール未満であればうっすら地肌が透けて見えますが、それ以上のデニール数になると生地が分厚くなり逆に足が太く見えてしまう可能性があります。

    着圧レギンスは加圧するためしっかりとした弾性繊維を使用する必要があるので、どうしてもデニールの数値が高くなってしまいます。それでも通気性や美脚にこだわるのであれば、なるべくデニールの数値が低い着圧レギンスを選ぶことをおすすめします。

    着圧レギンスを使用する際の注意点ですが、加圧が高ければ高いほど、効果が期待できると思われるかもしれません。私も実際そう思っていました。。。
    ですが、自分の足の状態に合った圧力の着圧レギンスを選び使用しないと、むくみ以外の問題を引き起こす原因にもなりかねません。

    例えば、着圧レベルが30mmHg以上のものを着用しながら寝てしまうと、足に負担がかかりすぎ動脈閉塞を引き起こすリスクがあります。また、長時間の着用による締め付けで、皮膚がかぶれてしまうというトラブルもおこりかねません。
    就寝時は足の血圧が低下すると言われているので、むくみの症状が中度~ひどくなっている状態の方でも、就寝時、着用する着圧レギンスは着圧レベルが20mmHg以下のものを使用したほうがよいです。

    日中、家にいるときや仕事中など使用する着圧レギンスに関しても、軽度のむくみであれば25mmHg以下。中度のむくみであれば圧力が30mmHg以下のものを使用するのがおすすめです。


    着圧レギンス着用時の圧のかかりやすい姿勢について

  • 着圧レギンスを着用時に姿勢を変えると足の部位にかかる着圧は変化します。
    「立つ」姿勢に比べて「椅子に座る」「しゃがむ」「寝る」などの姿勢をしている際には、椅子の座面やベッドとの接触で体重がかかる部位が、
    「椅子に座る」姿勢での膝や、「しゃがむ」姿勢での膝、ふくらはぎなど、座面や他部位と接触せず、力のかからない個所であっても着圧は立っているときと比べ高くなります。

    その中でも、特に「しゃがむ」姿勢時には、膝やふくらはぎの着圧が医療用の着圧レギンスの圧力(着圧レベル30mmhg~50mmhg)より高くなる場合があります。
    そして、「しゃがむ」姿勢をとることにより、動脈や静脈が圧迫され、動脈血の流入が減少し、静脈血の心臓への戻りが抑制されます。

    その結果、静脈血が足に停滞しやすくなり、
    腓骨神経麻痺(膝下からくるぶしにかけて走る腓骨が長時間の圧迫や傷を受けた際に麻痺を起こす症状で下腿や足部の感覚障害がみられ、歩行などに後遺症を残すこともある)などの重大な症状を引き起こしかねません。

    着圧レギンス着用の際は長時間しゃがむ姿勢を取り続けるのは控えましょう。
  • 着圧レギンス実際にあったトラブル

  • 着圧レギンス実際にあったトラブル
  • 国民生活センターに寄せられた着圧レギンスに関しての相談の約80%が女性からの相談です。
    年代別にみると、50歳代からの相談が最も多く、次いで60歳代、40歳代です。

    また購入時の注意点ですが、販売購入形態別に分類すると、最も多い販売購入形態は通信販売での購入で店舗購入以外による場合の相談が圧倒的に多く寄せられていました。

    下記に実際にあったトラブルを記載していますが、ネットで購入した・通販で購入したなど実物を見ないで購入した方がトラブルに巻きこまれているので実際に商品を見て購入することがトラブル回避に繋がるようです。


    【事例】
    テレビショッピングで紹介されていた、着用するだけで痩せることができるという商品を購入し使用したところ、腰の部分と足の付け根部分が赤く腫れて黒ずみ、痛みとかゆみがでてきた。
    皮膚科で診察してもらった結果、締め付けによるものか、アレルギーによるものと診断された。

    引用元: http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20110408_1.html

    【事例】
    ウエスト部分の筋肉が加圧により持ち上がり、歩くのが楽になるとテレビで広告していた商品を購入した。身長とウエストサイズを告げ、勧められたサイズの物を購入したが、すそが約 7 センチも長かった。
    余分な部分を折り曲げ、使用しても加圧される部分が変わってしまい効果がない。また、生地も変わっており自分ですそ上げすることができない。
    整形外科で神経ブロック注射治療を受けているものの、症状の改善があまり見られないため、
    着圧レギンスを使用することで改善できればと思い購入したが意味がなかった。

    引用元: http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20110408_1.html

    【事例】
    着圧レギンスを着用しながら、一日中しゃがんだ姿勢でいたところ、膝やふくらはぎに静脈血が停滞し腓骨神経麻痺となってしまった。
    症状が出た後、診察してもらい、約一か月間注射や低周波治療を受診したが、半年経っても足首に力が入らない。

    引用元: http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20110408_1.html

    【事例】
    着圧レギンスを使用中突然湿疹がでた。
    特に大腿部が帯状に発赤しており、全体的に発熱もしているようだったので、皮膚科を受診した。先生いわく外部から何らかの圧力がかかった影響だと説明され、着圧レギンスを着用して
    いることを伝えると今後、使用しないように言われた。
    「一か月間着用するだけでシェイプアップ効果がでる」と広告していた商品を購入し、着用27日目のことだった。

    引用元: http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20110408_1.html

    【事例】
    「着用することで痩せる・筋肉が強くなる」と広告していた商品を購入し、1日着用したが、着圧が強すぎ、腓腹筋ケイレンや吐き気を催したので着用することを止めた。

    引用元: http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20110408_1.html

    【事例】
    テレビでCMしていた加圧式のパンツを購入した。
    ウエストサイズを伝えすすめられたサイズのものを購入したが、硬くて足先も入らなかった。
    返品を求めたが、開封しているものは返品不可だった。

    引用元: http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20110408_1.html
  • 着圧レギンス着用の際の注意点

  • 着圧レギンス着用の際の注意点
  • 着圧レギンスは下半身のシェイプアップや補正・矯正ができる機能性衣類ですが、正しく履かないと効果が半減するどころか体に悪いこともあります。
    ここでは着圧レギンス使用の際の注意点をまとめました。

    注意点1:加圧レベルが自分の状態に合っているか
    1つ目の注意点として、着圧レギンスは下半身に圧力を加えることで効果を発揮します。
    なので、圧力を高くすればするほど効果が高くなると考えてしまうかもしれませんが、
    加圧レベルが高過ぎると血流を阻害し逆に有害となります。
    若い女性で血圧が高い方であれば強めの加圧でも問題無く履くことができますが、中年以降の女性で血圧も低い方は強めの加圧により静脈が止まり、血流が停滞してしまい、様々な障害を引き起こし、神経の麻痺や湿疹の発生などにつながります。
    若い方は血管がやわらかく強めの圧力でも多少問題はないですが、中年以降の方は血管も硬くなってきているので血液が停滞しやすくなってきているので注意が必要です。
    また、加圧が弱すぎると十分な圧力が加えられないので効果は得られず、ただのストッキングやスパッツと変わりありません。

    注意点2:サイズが自分のサイズに合っているか
    2つ目の注意点として、自分の適性サイズに対して小さいサイズのものは、加圧レベルが強過ぎる結果になり血流を阻害し、大きいサイズのモノは加圧レベルが弱すぎる結果になりただのスパッツやストッキングになってしまうというものです。
    また着圧レギンスは、部位によって加圧の強さが調整されているので、履いた時に適切な位置に適切な部位があるという状態でないと本来の効果が発揮できません。

    注意点3:加圧位置がずれていないか
    3つ目の注意点として、加圧レベルやサイズが合っていたとしても、正しく着用し加圧位置を適切な位置にしておかないと効果が半減してしまうというものです。着圧レギンスは単純に下半身を締めつけているのではなく、骨盤の位置や膝のサポートなども行うよう設計されています。
    また、加圧位置を適切な位置にしておくことでリンパの流れを促進したり、老廃物を排出されるような働きもしてくれます。正しく着圧レギンスを着用することで、それらの効果を最大限に引き出すことができます

    注意点4:12時間以上は履いていないか
    4つ目の注意点として、着圧レギンスを12時間以上使用することはあまりお勧めできません。
    着圧レギンスは圧力をかけ下半身を締め付けるものです、なので、使用中は血流やリンパの流れも締め付けています。
    短時間であれば締め付けは、セルライトの除去や老廃物の排出の効果を期待できますが、12時間以上の着用になると締め付けにより栄養や酸素など必要なものが十分に行き渡らない部分が出てきて、逆に有害になってしまいます。
    ですので、12時間以上の着用は極力避けることをお勧めします。

    注意点5:着用しているものが通気性に優れているか
    5つ目の注意点は通気性に関してです。着圧レギンスは普通のストッキングなどと比べ加圧するために生地が厚く作りもしっかりとしています。その結果、通気性が悪くなり、蒸れやすくなっています。
    汗で蒸れることによって悪臭のもとになる場合や、肌が弱いかたであればかぶれなどの肌荒れを引き起こすこともあります。
    着圧レギンスを選ぶときは通気性の確認も必要不可欠です。メッシュ編みのものだと通気性は比較的いいのでお勧めです。

    注意点6:昼用と夜用を使い分けているか
    6つ目の注意点として、着圧レギンスを昼用と夜用を使い分ける必要性についてです。
    日中は活動するので、歩き回ったり椅子に座ったりします、人間の脚は動きによりポンプの役割を果たします、外部から少量の圧力をかけられてもきちんとリンパ液や血液を循環させることができます。また日中は就寝時の比べ血圧が高く、血流も流れやすくなっています。。
    一方で夜寝ている時は足を動かさないため、心臓の力のみで血液を身体中に流しているので血圧自体も低くなっています。そのような状態の時に外部から強い圧力を受けると、下半身のリンパ液や血液が圧力により締め付けられ流れなくなり下半身に停滞してしまいます。
    また、下腹部あたりまで丈がある着圧レギンスであれば、内臓までもが圧力をうけ、夜中に吐き気で目を覚ますといったこともありえます。
    安眠するためにも、夜は圧力の弱いものを選ぶことをおすすめします。

    また、着圧レギンス自体、昼用・夜用と足が自然と作る形に最も快適になるように作り分けられているので、それぞれを使い分けることが大切になってきます。
  • まとめ

  • まとめ
  • 着圧レギンスは元々は下肢静脈瘤・深部静脈血栓などといったリンパ腫瘍の予防目的として、医療面で使用されていた着圧ソックスを、下半身痩身レギンスへと改良したもです。
    なので、脚の痩身効果は勿論のこと、浮腫み防止にも効果はありますが、むくみをすぐに解消できるといったものではありません。あくまでも、血流を促進する補助アイテムです。

    運動不足の方は使用することでむくみ解消効果は期待できますが、まずはむくみができないようにすることのほうが先決です。着圧レギンスだけ使用して解決ではなく、食生活・私生活を見直しむくみ防止に取り組みましょう。
加圧を利用した着圧レギンスの恐さと使用上の注意点について
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