石油系と比べて安全性が高く人と環境に優しい植物性洗剤とは

石油系と比べて安全性が高く人と環境に優しい植物性洗剤とは

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洗剤には洗浄力のために界面活性剤が配合されますが、界面活性剤には種類があり、安全性の高い植物性と刺激性が指摘されている石油系に分けられています。では、植物性洗剤とはなにか、石油系との違いなどを踏まえて説明していきます。

  • 植物性で出来ている洗剤とは

  • 植物性で出来ている洗剤とは
  • 植物性洗剤とは、簡単に言えば植物性の界面活性剤を配合して作られている洗剤のことです。

    植物性や天然由来といった言葉が付いている商品は、健康食品でも化粧品でも優しいイメージがありますよね。

    実際に、植物性である洗剤・健康食品・化粧品は体に優しいことが明らかになっています。ではなぜ、体に優しいのか?それは刺激性が関係してきます。

    石油系の界面活性剤は、洗浄力が高いことで知られています。洗浄力が高いからこそ洗剤に用いられるわけですが、人間の生活排水によって水質汚染が起きたことが問題となった時代がありました。

    人間の生活排水にはトイレから流れた便や尿、食べかすなども含まれますが、自然界に辿り着く上で問題となる排水は洗剤類が混ざった排水です。

    石油系の界面活性剤は水と混ざっても溶けることがなく、洗浄力をそのままに排水されてしまいます。このように溶けることもなくば薄まることもない界面活性剤は、生物の健康を害するといわれています。
    要は、水中生物が亡くなってしまうのです。

    水中生物だけでなく、水をキレイにする役割がある水中植物たちも枯れてしまいます。水中の生物や植物が亡くなってしまったら、水はどんどん汚れてゆきます。

    この問題を解決するために、一部の洗剤会社で自然界を脅かさない成分で洗剤を作る試みが始まりました。

    それから現代に至るまでに植物性成分の研究は進み、今では植物性洗剤を開発販売しているメーカーが増えています。

    植物性の洗剤は石油系の洗剤より洗浄力が劣るという概念を覆すことに成功し、消臭などの効果も発揮する植物性の洗剤も登場しています。

    自然界への影響について話しましたが、人間にとっても優しいのが植物性です。どう優しいのかと言いますと、とにかく低刺激で肌や粘膜を傷付けない優しさが植物性にはあります。

    洗剤といってもソープ系・口内洗浄用・掃除用・食器用・洗濯用など色々ありますが、植物性洗剤は人に優しい洗浄力でありながら環境に優しい排水となるので植物性はおすすめです。
  • 特徴と特徴によって生じる良い効果

  • 植物性洗剤の特徴はざっくり言うと、人に優しく環境にも優しいことです。

    人に優しいというのは具体的に言うと肌に優しいということで、環境への優しさは水質汚染を引き起こさない特性を持っていることです。植物性の低刺激さであれば、アトピー肌や敏感肌などのデリケートな肌質を持つ人でも使うことができますし、赤ちゃんの肌にも使用できるほど低刺激な商品もあります。


    〇特徴その1低刺激

    洗剤の中で特に刺激性を意識するのは、ボディソープやハンドソープといったソープ類だと思います。ソープ類は体を洗う洗剤であるため、デリケートな肌を持つ人にとっては刺激性の強弱は大事なところです。

    従来のボディソープやハンドソープでは、石油系の界面活性剤が当たり前のように使用されていました。現代でも石油系の界面活性剤や鉱物油、添加物などの刺激性がある成分を配合しているソープ類は少なくないです。デリケートな肌質には刺激は敵なので、植物性の洗剤を選ぶようにすると肌トラブルを防ぐことができます。

    赤ちゃんの肌もデリケートですが、赤ちゃんだって入浴タイムは必要ですよね。赤ちゃんの肌に使用するソープ類も植物性を選ぶことで、デリケートな肌を優しく洗うことができます。


    〇特徴その2水に溶ける性質の界面活性剤

    界面活性剤が配合されていることで、体・食器・衣類・壁などの汚れを洗剤で落とすことができるわけですが、合成界面活性剤と呼ばれる石油系は刺激が強いまま自然界に排水されるので水質汚染の原因になり得ます。

    植物性は水に溶ける性質があるので、界面活性剤としての洗浄力及び刺激性が自然界に辿り着くまでに無くなります。

    これが環境にも優しいと言われる理由で、掃除用では排水時だけでなくスプレー状で土の上や植物にかかっても問題ないという優れた掃除用洗剤もあります。排水中に界面活性剤で無くなる時には、水に薄まってしまうタイプの他に微生物によって分解されて洗浄力を失うタイプもあり、衣類用洗剤では微生物分解タイプが多いようです。
  • 植物性がどうかは成分を見て確かめる

  • 日本には数多くの洗剤が出回っているので、植物性の洗剤と石油系を配合している洗剤の区別がつきにくいのではないかと思われることもありますが、成分を見れば簡単に分かります。商品を購入する前に、若しくはもう既に買ってしまって使っている洗剤の成分表示を確認してみましょう。

    まず、確認する際に必要な知識は石油系界面活性剤の名称です。

    ただ、ここで問題があります。

    石油系界面活性剤には200もの種類があり、もっと広く見て合成界面活性剤となると全部で2000から3000種類もあるというのです。
    洗剤に使われるのは石油系なので200種類を覚えれば良い、というのは難しい話ですよね。

    大丈夫です、石油系は200種類あると言ってもよく用いられる石油系界面活性剤は限られています。とりあえず、よく用いられる種類だけ何となく覚えておけば問題ないでしょう。

    よく用いられる石油系界面活性剤は、例外もありますがスルホン酸系や硫酸系です。
    スルホン酸ナトリウム・ラウレス硫酸ナトリウム又はアンモニウム・ラウリル硫酸ナトリウム又はアンモニウム・キシレンスルホン酸ナトリウム・パレス-3硫酸ナトリウム若しくはアンモニウムなどが石油系で、ラウリル硫酸ナトリウムにはドジシル硫酸ナトリウムの別名が、ラウレス硫酸ナトリウムの別名にはポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸塩があります。

    全部で8種類ですが、難しい名前ばかりで覚えられませんよね。

    そこで、もっと簡単に見分けられる方法を紹介します。成分表示を見て、ミントエキスなどの植物由来のエキス名が書かれていて、添加物や硫酸や何とかナトリウムといった難しい名前が書かれていない商品は植物性の可能性が高いです。

    添加物は、香料・着色料・保存料などのことで見栄えのためには欠かせないものです。そのため、添加物が入っていないと使用し続けるのが億劫になる女性がいるかもしれません。植物性では香料・着色料・保存料などの添加物も植物由来で作るので、見栄えに関する問題も優しさを損なうことなく改善されています。
  • 植物性の使用で得られるメリット

  • 植物性は良いもの!という言葉をよく見かけますが、一体どのように良いのでしょうか。

    植物性だから何なのか、植物性を使うことで得られるメリットは何なのか、それを知らないことには使ってみようという考えは生まれないのではないかと思います。

    肌に優しく環境にも優しい、そんな植物性洗剤を使用することで得られるメリットについてをお伝えします。


    〇植物性洗剤のメリットその1肌質に関係なく使用できる

    デリケートな肌質を持つ人でも使用できることは言いましたが、そのことは従来の洗剤では肌が荒れてしまう人にとってはありがたいことだと思います。

    植物性洗剤でも個人で合う洗剤と合わない洗剤があるので選び方も大事ですが、肌の抵抗力が弱くなっているデリケートな肌質でも使用できる洗剤は重宝する人も多いのではないかとされています。

    アトピー肌・敏感肌・赤ちゃんの肌だけでなく、現在肌荒れで悩んでいる人にも有用です。敏感肌とかアトピーなわけではないけど、ニキビなどで悩んでいる人も植物性洗剤を使用することで悪化を防ぎながら洗剤によって自然治癒を邪魔されずに済みます。


    〇植物性洗剤のメリットその2エコなので水質を汚染しない

    水質が汚染されると、何が起きるか知っていますか?水中に住んでいる生物や植物が健康状態を保てなくなるため、亡くなってしまいます。

    水中で生きている動植物にとって、水は人間で言う空気です。空気が汚染された時に苦しくなることと同じで、水質が汚染されると水中の動植物たちも良質な酸素を確保できません。

    日本では空気の汚染は問題になっていないので空気の悪さを表現する例としては、風で砂が舞った中に居るとかタバコの煙などがそれです。

    中国では大問題となっていますが、空気が悪いと肺疾患が増えるように、水質汚染になると水中に住む動植物の健康は害されます。

    人間は水中で暮らしているわけではないので、水質問題については考えていない人も少なくはありません。
    しかし、人間にとっても水は命ですので、刺激性ではなくエコ目的で植物性洗剤を使用している人もいます。
  • 危険性は無いが使い方には気を付けよう

  • 植物性洗剤を使用する上での注意点について説明していきますが、結論から言ってしまうと基本的には無害です。

    副作用などの心配はなく、人体に対する悪影響も化学的な成分と比べてありません。
    ただ、化粧品も飲食物もそうですが、洗剤にも人によって合うものと合わないものはあります。
    低刺激で安全性は明確になっていますが、自然由来の配合成分の種類によっては、合わないなんてこともあり得ます。

    合わない時に起きるのは、副作用的なことではなくアレルギー反応的な症状と推測されます。
    花粉症のように特定の植物で反応する感じで、自然由来の配合成分に反応する可能性は無いとは言えません。有害物質を含まない100%植物性洗剤でアレルギー反応のような症状が表れたという報告はありませんが、出ないとは言い切れないので使用前にはパッチテストを行いましょう。

    アレルギー反応は出てしまった本人も予想してなかったことになりますが、歯磨き粉ではちゃんとしているメーカーならどの植物性洗剤にも記載されている注意書きがあります。
    それは、口内に異常がある時は使用しないでください、ということです。

    口内の異常とは、幅広く言えば虫歯なども含まれるかもしれませんが、歯磨き粉など歯のために使う洗剤なので口内炎などのことでしょうか。

    口内炎は出来てしまうと何かとしみますが、歯磨き粉は洗浄成分の関係から弱っている粘膜に触れると痛いことがあるため、口内に異常がある場合は使用を避けるように言われているのです。石油系と比べたら植物性はしみないとは思いますが、念のために使用を避けることは大事なことです。

    ボディーソープやハンドソープといったソープ類では、口内ではなく皮膚に異常がある時には使用しないようにと書かれていることがあります。使用しないように、といっても身体は洗剤で洗いたいという女性も多いことでしょう。

    ここで言う皮膚の異常というのは傷や腫れなどのことで、ニキビなどの肌トラブルは含まれていないので、傷や腫れなどの皮膚異常を避けながら優しく洗うと良いです。
  • 植物性洗剤の用途別商品例

  • 〇LORE(ローレ)ボディソープ

    ローレはおばあちゃんの知恵袋のように、昔から受け継がれている治癒方法と科学的根拠を合わせて製品開発をしていて、100%植物性のボディソープとなっています。

    さっぱりタイプとしっとりタイプがあるので、使用感の好みで選べます。ボディソープの他にボディクリームやミストなどもあります。


    〇シャボグリーン

    サラヤのハンドソープで、洗浄成分のヤシノミなどを配合した100%植物性です。使用した時にヌメリがないので、洗いあがりがさっぱりする上に節水や速やかな手洗いにも繋がります。薬用ハンドソープなので、殺菌力や消毒力も優れています。


    〇アウラ

    こちらは食器用洗剤で、販売しているのは上記のハンドソープと同様にサラヤです。無添加で天然のハーブを配合している植物性ですが、プラスチック製に付着して落ちにくくなった油汚れも落とせる洗浄力を持つそうです。


    〇セーフケア100%天然植物性多目的洗剤SC1000

    コーワ商事による掃除用洗剤で、セーフケアシリーズというものがあるのですが今回は多目的用を紹介しています。金属物を扱う工場やホテルなどの他、飲食物を扱う場所にも異様することができます。

    洗浄に加えて脱臭効果も高く、動植物性の汚れ・石油汚れ・血液シミ・油汚れなどをキレイにします。さまざまな材質に対応しているので、家庭でも役立つのではないかと思います。


    〇マイハビットナチュラル歯磨きジェル

    歯磨きジェルから察する通り、歯磨き粉です。刺激性のある成分を一切使用していない天然由来成分100%の歯磨き粉で、口内に優しい上に使いやすいことが評判です。
    一般的な歯磨き粉と比べて価格は高めですが、それなりの安全性はありますよ。


    〇ナチュラルウォッシュリキッド

    オーガニック洗剤で有名なソネットの洗濯用洗剤で、原料は100%天然由来です。ラベンダーの香りが女性に嬉しく、洗いあがりは柔軟剤無しでもふんわりして、洗浄力も劣らないなどの工夫がされています。色褪せを防ぐ効果もあり、環境に優しい上に使用感も抜群な洗濯用洗剤です。

    植物性洗剤は、人と環境に優しい洗剤です。各洗剤全てに於いて、植物性洗剤を選ぶことでエコになります。植物性洗剤は人の肌にも優しいので、商品によりますがデリケートな赤ちゃんの肌・アトピーで悩む子どもさんの肌・肌荒れしやすい肌質の人でも植物性洗剤は使いやすいことでしょう。

    優しさのことを考えて、植物性洗剤の使用を検討してみることをおすすめします。
石油系と比べて安全性が高く人と環境に優しい植物性洗剤とは
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